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コンタクトレンズのご案内 各種コンタクトレンズを取り扱っております。

コンタクトレンズのご案内

コンタクトレンズとは?

コンタクトレンズは、角膜の涙の層の上にレンズを直接のせて光を屈折させ、視力を矯正するものです。コンタクトレンズはとても便利なものですが、誤った使い方やケア方法を間違えると、目の健康に影響を及ぼすことがあります。

このコンテンツでは、コンタクトレンズの特徴や装用上の注意点を解りやすく説明し、当院でのコンタクトレンズ処方の流れをご案内いたします。

コンタクトレンズの種類

コンタクトレンズには、大きく分けて2種類あります。それぞれ長所と短所がありますので、その違いを良く知ってから、自分の目に合ったコンタクトレンズを選びましょう。

ハードコンタクトレンズ

素材が酸素を通すものと通さないものがありますが、目も身体の一部なので酸素が必要です。角膜の最も内側には「内皮細胞」という、角膜の透明性を保つ働きをしている細胞があります。慢性的な酸素不足が続くと、この細胞に負担がかかり、数が減少します。壊れた細胞は再生しません。このようなことを防ぐために、現在は酸素を通すハードコンタクトレンズが主流になっています。

長所
涙の交換がスムーズ。
ハードコンタクトレンズの大きさは角膜よりも小さく、瞬きをするたびにレンズが よく動くため、涙の交換がスムーズにできます。
角膜乱視の矯正に優れている。
コンタクトレンズは、角膜の涙の層の上にのせています。レンズと角膜の間の涙のことを「涙液レンズ」といいます。乱視は、角膜のカーブの曲がり具合の違いによっておこりますが、コンタクトレンズをのせて涙液レンズができることによりカーブが矯正され、乱視が矯正されるのです。(素材が軟らかいソフトコンタクトレンズは、角膜のカーブにフィットしてしまうので、乱視の矯正効果はハードコンタクトレンズより劣ります。)
目の異常に気が付きやすい。
角膜には敏感な神経が通っています。ハードコンタクトレンズは、瞬きのたびによく動くので、角膜に傷がついた場合には、すぐに痛みを伴います。早い時期に眼科を受診するため、傷を悪化させる前に発見できることが多いです。
短所
慣れるまでは装用感が悪い。
レンズの大きさが角膜より小さく、瞬きのたびに動くので、装用当初はゴロゴロするなどの異物感があります。慣れてくると次第に改善していきます。

ソフトコンタクトレンズ

使い捨てのものと、そうでないものがあります。使い捨てレンズの中には1日で捨てるタイプ、2週間で捨てるタイプなど様々なものがあります。最近では従来のソフトコンタクトレンズに加え、シリコーンハイドロゲルという素材を用いたレンズも発売されています。従来のソフトコンタクトレンズは涙を介して酸素を角膜に取り入れていましたが、シリコーンハイドロゲルを使用したレンズは、レンズの素材自体も酸素を通すため、より多くの酸素が角膜に届くようになっています。

使い捨てレンズの中で1日で捨てるタイプは、ケアの必要はありませんが、その他のタイプは、レンズの清潔さを保つためにケアする必要があります。

長所
装用感が良い。
スポーツに適している。
レンズが大きく軟らかいため、ずれにくく、はずれにくいです。
短所
汚れが付きやすい。
レンズの素材に水分(涙)を含むため、細菌(カビなど)が入り込むことがあります。これにより、目にトラブルを起こすことがありますので、1日使い捨てタイプ以外は毎日のケアがとても大切です。
乾燥しやすい。
レンズ自体がスポンジのように涙をたっぷり含むので、涙の量が少ない人(ドライアイ)には不向きです。
目に多少の異常があっても気が付きにくい。
ソフトコンタクトレンズは軟らかいため、目(レンズと角膜の間)に異物が入ってもわかりにくく、傷などで痛みが出た時点では、角膜の障害が進行していることがあります。
ハードコンタクトレンズに比べてコストがかかる。

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